今すぐ出来る!楽天ショップの検索対策(SEO)の5つのポイント

公開日:  最終更新日:2013/08/27

みなさんこんばんみ。
お盆前にやろうと思ってた事が終わってなくて、現実逃避が止まらないハカセです。

さて今日は、ネットショップにおける集客の三大要素の一つ、検索対策についてのお話です。とは言っても、自社サイトなどはとりあえず置いといて、楽天市場のショップでの検索対策についてお話をします。(Yahoo!ショッピングのお店でも役に立つ内容になってます。)

このブログじゃ無い所で一回書いた内容なので、もしかしたら見た事がある人もいるかも知れませんが、最近の情報を踏まえて書きなおしてみます。

知ってると思うけど…「ネットショップ集客の三大要素」

ネットショップへの集客には主に3つの方法しかありません。その3つの方法とは何でしょうか?簡単過ぎますか?そうですこの3つです。

  • 検索
  • 広告
  • メルマガ

楽天でショップを運営しているのなら、どれもすごく大事ですが、残念ながら無料で出来るのは、検索への対策だけです。お金がいくらでも使えるっていう状況なら、(そんな状況になってみたいですがw)バンバン広告を打てば、集客はいくらでも出来るでしょう。

メルマガを送れるメールアドレスを100万件保有していて、経費も使い放題ならバンバンメルマガを配信するのもかなり効果的です。(週に1通以上のメールマガジンの配信にはR-mailエクスプレスの契約が必要で、月額基本料金10万円+1通あたり0.3円が必要となります)

そんなの無理?じゃあ検索対策をしよう!

検索で店舗に来てくれた人は、そもそもその商品に(または関連する事に)興味のある人です。検索であなたのお店の商品ページにアクセスしてくれれば、広告やメルマガでやって来たお客さんより随分高い確率でその商品を買ってくれる事でしょう。

楽天でショップを開いていると、一度は怪しげな?業者さんから「楽天での検索順位を上げませんか?」みたいな電話を受けた事があると思います。その業者さん達が全部詐欺だとは言いませんが、中にはスパム行為に近い様な対策をする人たちもいるようなので、注意が必要です。

なにより、業者さんに頼む前に自分たちで出来る事をやってからでも遅くはありません。やってみてダメなら次に進めば良いのです。

楽天内の検索対策で重要な5つのポイント

やっと本題です。まず初めに注意ですが、ここで言う検索対策とは、GoogleやYahoo!などで検索した時に上位表示を狙う、通常の検索対策とは異なりあくまでもショッピングモール内での検索のお話です。

Googleでの上位表示を狙う検索対策はショッピングモールではあまり意味がありません。

いや、もちろん上位に表示された方が良いのですが、そもそも楽天市場などモール側で大規模な検索対策がとられており、検索結果に表示するCPC広告なども実施されているので、一店舗がそれ以上の対策を取れるとも思えないため、基本的には実施しなくても良いレベルかと思います。

それよりも「モール内検索でどれだけ上位に表示されるか」の方が重要となります。

1. 楽天サーチの対象は「商品かご」

通常の検索対策と違って、モール内での検索の場合、検索結果に表示されるのは「商品かご」となります。なのでその商品が所属するカテゴリページにいくら検索対策を施しても、あまり意味をなしません。

また、一つのカテゴリページに複数の商品かごを配置している様な場合、同じ商品の色違いだからといって表記を省略してしまうと、その商品は全く検索に引っかからなくなってしまうという事も起こります。

つまり一つ一つの商品(商品かご)に、その商品を探す時に検索されるであろうキーワードがしっかりと記載されている事が重要になります。

2. キーワードを入れる場所には「強さ」がある

「商品かご」で楽天サーチの対象となるのは、商品名、キャッチコピー、PC用商品説明文※、PC用販売説明文の4カ所です。

その4カ所のどこにキーワードが入っていても同じかと言うともちろんそんな事は無くて、強さの順番は予測ですがおおよそ下記の様になっています。

商品名>キャッチコピー>PC用商品説明文>>PC用販売説明文

この強さというか重要度は、楽天が公式に発表したものでは無く、実際の検索対策を行った上での推測となっていますので、事実と異なる場合があります。

当然と言えば当然なのですが、楽天側は楽天サーチの検索順位のロジックを公開していないので、全ては手探りで「恐らくこうだろう」と推測するしかありません。

さらに同じ場所にキーワードが入っている場合でも、そのキーワードより先にある方が上位に表示されるという結果も確認されています。

一例をあげると「iPhone」で検索した場合、商品名が
「【中古】Apple ソフトバンク iPhone 5 (黒)」
よりも
「iPhone5(黒) ソフトバンク【中古】Apple」
の方が上位に表示されやすいと言えそうです。

これだけ聞くと、商品名やキャッチコピーに検索キーワードを出来るだけ入れるのが有効となりそうなのですが、それには注意が必要です。

商品名を長くして検索順位を上げるっていうのは、一応有効ではありますが、お客さんから見てみると迷惑な行為になる場合もあります。アクセスは集まったけど何の商品なのか判らなくて結局誰も買わなかった、みたいな事にならない様、充分にご注意下さい。

おすすめの方法としては、「商品名」には必要最低限の商品名とスペックを順番を考慮して入れる。「キャッチコピー」には検索キーワードを意識した魅力的なキャッチコピーを入れる。

そして「PC用商品説明文」のどこかに”検索用”などときちんと明記した上で小さめの文字で予測される検索ワードを入れます。

この場合、「表記の揺れ」にも注意しましょう。「iPhone」「アイフォン」とでは検索結果は随分違います。一般的な表記がいくつか存在する様な場合は、お客さんの行動を予測した上できちんとキャッチしておきたいものです。

3. レビューを出来るだけ集めよう!

ショッピングモールでは検索結果の上位表示にレビューの件数が大きく影響しています。

実際に楽天で「ミネラルウォーター」で検索してみると上位45位までの商品でレビューが一番少ないものでも176件となっており、ほとんどが1,000件を超えるレビューを獲得しています。

これは完全に推測でしかありませんが、レビューの平均評価点も多少の影響を与えているでしょうが、それよりも獲得件数の方が影響が大きそうです。

今日明日でどうにかなる様な話ではありませんが、イチオシの商品には「レビュー記入でプレゼント」などのイベントをしてレビューを出来るだけ集める事は検索対策に大きな効果があると言えそうです。

ここでも大事な事は、お客さんの存在をないがしろにしない事だと思います。「レビューが欲しい」って言うのは完全に店舗側の都合でしかない事を忘れてはいけません。「レビュー書いて、書いて!」って言えば言うほどお客さんはそっぽを向くはず。

誰でも一度は、しつこい「アンケート」や「会員募集」に辟易した事があるのではないでしょうか。無理強いにならず、お客さんにとってもメリットのある企画を考えて実行しましょう。

4. 出来る限り在庫を確保して「販売中」に

せっかく検索結果の上位に表示されていても、その商品が「買えない」のであれば何の意味もありません。お客さんをがっかりさせるだけかも知れません。

また、楽天側は何も公言はしてませんがページのアクセス数や売上げなんかも検索結果の順位に何らかの影響を与えている事は十分考えられます。

検索上位表示のための経費を試算して、その分他店より価格を下げるって言う作戦も可能であれば、ありかも知れません。(たんなる安売りは自分の首を絞めるので要注意です)

5. 商品に関連した動画を載せる

動画を載せた商品は検索結果の順位が上がる?

これも未確認情報ではあるものの、どうやら信憑性が高そうなので余力があれば是非実行したい対策です。検索うんぬんよりも転換率にも多大な効果があります。

動画って言われるといきなりハードル高そうに感じますが、今だと専用のデジカメが無くても携帯電話で映像は撮れちゃいますし、字幕や音楽を入れる編集作業も無料のソフトで結構本格的に出来ちゃいます。

静止画を何枚かスライドショーの様にして著作権フリーの音楽素材を入れて、大事なところは字幕を入れれば完成です。1~2分程度の動画なら20分も掛からずに作れるはずです。

ちなみに効果の高い(転換率的な意味で)動画は、30秒程度で、商品のデモ的なもので、クライマックスが最初の方にあるものだそうです。

まとめ的な何か

楽天市場で検索した事ありますか?なければすぐに検索してみて下さい。特に自分の店舗の一番の売れ筋商品やイチオシの商品などは検索する言葉を色々変えてすぐにでも表示順位を確認しましょう。

1ページ目に表示されない?ビッグワードと呼ばれる競争激しいキーワードで上位表示を狙うのはとても難しいので小規模店舗では当面諦めましょう。

「ミネラルウォーター」で検索してみると53,586件がヒットし、そのうち1ページ目に表示されるのは広告枠を除くと45件です。実に確率0.00839771%と超狭き門になっています。

ここに新参の小規模ネットショップが食い込むのは、はっきり言って不可能に近いです。でも検索対策を諦めてはいけません。

お客さんがあなたの店舗にたどり着いた時、
どんな検索ワードでやって来たのでしょうか?
何が決め手であなたのお店で買ったのでしょうか?

カメラを買う時、「カメラ」だけで検索する人はあまり居ないと思います。「デジカメ 一眼 Nikon」とか「デジカメ 動画 運動会」とか、複数のキーワードで検索する事が多いのでは無いでしょうか。

何かを探している時、お店の前に「○○あります」って書いてあったら、そこのお店で買う確率はかなり高いですよね?

インターネットの回線を通じてあなたのお店の前には、色々なお客様がいて色々な商品を探しています。 「何かお探しですか?」 一声掛ける、そんな気持ちで検索対策をしてみましょう。 それではまた。

コメント

  1. hana より:

    こんにちわ。過去のページへの質問ですいません。
    商品ページにiframeを使って入れた言葉はモール内の検索対象になるんでしょうか。
    近々こちらを参考にiframeを入れ込んでみたいな!と思っているのですが
    検索キーワードは直接商品説明文に入れたほうがよい思われますか?

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