小さい企業だからこそ。今クラウドソーシングが熱い?

公開日:  最終更新日:2013/07/28

クラウドソーシングって言葉を耳にする機会が増えた。「ん?なんか新しい流行りでしょ?」「うちの会社には関係なさそう」ってイメージだけど、僕は全然そんな事無くて、楽天に出店している小さな企業こそ上手に活用すべき何じゃないかと考えています。

参考記事
世界の知をクラウドで集め始めたグローバル企業|Chikirinの日記

クラウドソーシング(wikipediaより)
クラウドソーシング(英語: en:crowdsourcing)は、狭義では不特定多数の人に業務を委託するという新しい雇用形態。ウェブサービスのトレンドの一つでもある。群衆(crowd)と業務委託(sourcing)を組み合わせた造語。
広義では、必ずしも雇用関係を必要とせず、不特定多数の人間により共同で進められるプロジェクト全般を指す場合もあり、その場合オープンストリートマップ(OSM)などが代表例として挙げられる。

要は今まで「外注」として何処かにお願いしていたのを、特定の企業や人だけではなく、もっと広い範囲に発注する様なイメージです。

クラウドソーシングで何が起きる?

クラウドソーシング

安価で外部の人材を使える

企業側(発注側)としては今までより安い金額で外部に業務を委託する事が可能になる。そして今までより高い技術やスキルを持った人との「出会い」が容易になる。つまり今までは「無理だろう」「お金が掛かるから出来ない」と諦めていた事が出来るようになる。

小さなネットショップがそれほどお金を掛けずに、プロに依頼したカッコイイWEBサイトを持てるようになったり、その辺の個人経営の喫茶店のメニューが、あり得ない程クオリティの高いものに変わるかも知れないのだ。

今まで店主が夜なべして、「一太郎」で作っていたメニューを、安い金額でプロがIllustratorで作ってくれるようになれば、店主は本業に時間を割けるようになりお客さんはメニューから注文を決めやすくなるかもしれません。

雇われる人の働き方が変わる

発注へのハードルが下がり、外部委託の業務が増えるとフリーランスとして働く事へのハードルが大幅に下がり、既存の「働き方」が大きく変わっていく可能性があります。

バイト感覚で外部からの仕事をこなしているうちに、フリーランスとして生きていく事になった。みたいな人が増えると思います。

逆に会社で働く人は、外部への発注を管理する能力(ディレクションの能力)などがより問われる様になる事が予想出来ます。

スキル・ナレッジ・人材を共有出来る

Chikirinの日記にも書いてありますが、個人的にはこれが一番大きいと思います。今まで社内のリソースで自前で解決しなければいけなかった問題が、外部の力を借りる事により簡単に解決できる様になるのです。

社内にデザイナーがいないから、社内にプログラムの分かる人がいないから、営業担当が手が回らないから放置されていた事が、今までよりずっと簡単に解決出来るのです。

「車輪の再発明」から開放される?

オフィス街

車輪の再発明wikipediaより
(しゃりんのさいはつめい、英: reinventing the wheel)は、車輪を題材にした慣用句であり、世界中で使われている。「広く受け入れられ確立されている技術や解決法を知らずに(または意図的に無視して)、同様のものを再び一から作ること」を意味する。

僕も実際そうだったのですが、ネットショップを運営していると「すべて自分でやらなくてはいけない」という感覚になって、他の人にお願いしたり、他の人に聞いたりすればすぐに解決する様な事を一生懸命やってしまう。

それ本当に自分でやるべき?

自分でやった方が、早くて安くてクオリティも高いっていうならそれで問題無いのかも知れないけど、この「安い」ってのが実は大問題で、目に見えてお金が発生していなくてもそこには人件費があること。そしてどちらが「生産性が高いか」を見極め無いと単純に比較は出来ないのです。

自分でやればタダ、他に頼めば10万円掛かる、納期はどちらも1ヶ月。
って時でもあなたが1ヶ月その事に掛かりきりで、給料10万円以上もらってるなら、外部の方が安いし、その期間別の業務で会社に50万円の利益を与えるなら、断然外部に頼むべきでしょう。

餅は餅屋に

デザインが得意な人にはデザインをしてもらい、売り方を考えるのが得意な人には売り方を考えてもらう。今まではそれが社内に限られていたのが、簡単に外部の力を借りられる様になれば、より本業に特化出来る時間が増え、その店舗ならではの商品やサービスの充実が図れます。

あなたの店舗は今よりもっと魅力的になり、お客さんはもっとあなたの店を好きになり、たくさんの商品やサービスにお金を使ってくれるでしょう。

まとめっぽいやつ

なぜか安西先生

話がでかくなって支離滅裂になってきたのでまとめると、自分の得意分野をきちんと認識して、そこに特化できる様になったら楽しく仕事が出来るし、成果もついてくるんじゃないなって思うし、「クラウドソーシング」ってやつは、それを実現するための手助けになるかもしれないよって事です。

いつの日にか、くだらない事を喋ってるだけでお金がバカバカ入ってくる日が来る事を夢見ながらこれを書いてます。

それではまた。

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